「Flex-tie(フレックス-タイ)」東京電力・蓄熱フェアのコンセプト・ブース
ライフスタイルが多様化し、社会の時間概念が様々に揺れ動くなかで、家族の時間も多様化している。毎日の時間もそうだし、一年、一年、時の経過を通してそれぞれの環境は変化していく。つまり、変化していくその時々の様々なライフスタイルの組み合わせに、住宅は対応していく必要がある。
ここで考える近未来電化住宅のコンセプトは、「フレックス-タイ」。タイム(time)ならぬ、タイ(tie:結びつき)としたのは、電化のメリットを生かして、時間に自由かつルーズに、それぞれの使い方に合わせて使えるフレキシビリティがある一方で、タイ(tie)つまり人と人の繋がり、家族、友人、近隣を含めた繋がる場、空間を生み出す仕掛けとなっているからだ。
フリースタンディングとフレキシビリティをコンセプトにしたスタイルキッチンを中心に、境界で仕切ったり、繋げたり、空間の使い方や性格が切り替わるような、オルターナティブな自由度がデザインとして現している。